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 航空性(気圧性)中耳炎

 

 すでに十八世紀に、気球による高空への上昇の際、耳が痛くなったという記録がある。

 

 大気圧の急激な変化により、鼓室の中の圧と、外の圧とが。(ランスがとれなくなるのである。高度の陰圧が鼓室におこると、急激な血管の拡張がおきで、鼓膜や鼓室内に出血をみることがある。慢性中耳炎で鼓膜に穿孔があれば、航空性中耳炎になることはない。

 

 最近の飛行機の客室の気圧はよくコントロールされているが、急上昇、急降下の際には、大きな気圧の変動がおこる。徒歩で登出するような場含は、気圧変動が徐々であまり間題にならない。飛行機では上昇時より下降時の方が、症状がおきやすい。耳ぬきをすればよいのであるが、風邪をひいているような場含は、鼻の粘膜の充血をとる意味で、あらかじめ鼻用スプレーを使用するとよい。