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 滲出性中耳炎

 

 最近、増えてきた病気である。アレルギーと関係があるらしい。幼小児と高齢者に多い。

 

 ②でのべた耳管狭窄があったり、中耳の粘膜から多量の分泌があって、鼓室に分泌液がたまってくると、滲出性中耳炎になる。耳閉塞感とともに軽度の難聴がおきる。

 

 滲出性中耳炎の小児では鼻すすりをする場含がある。鼻すすりをすると、耳管の入り囗に 

フ近い鼻咽頭(鼻の奥、つき当たりの部分。上咽頭ともいう)に炎症がおきたり、鼓室の圧がマイナスになりやすくなることも原因の一つである。幼小児では難聴を訴えることはない。三~六歳の幼小児を呼んでも、ふりむかず、ときどき耳に子をやったり、たまに耳痛を訴えたりするときは、滲出性中耳炎を疑わなければならない。小児の場含、小学校の高学年になると自然に治癒することが多いが、そのときまで難聴のまま過ごすわけにはいかない。治療は鼓膜を切間して滲出液を吸い出したり、鼓膜を牛さく切間して細いチュトフをさしこむ治療をする。扁桃やアデノイドに慢性炎症があれば切除する。