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手話通訳

 

 現在、各地で手話講習会が間かれている。家族や職場に聴覚障害者がいる人や聴覚障害者にかかわる仕事をしている人以外に、手話に興味をもっている人は増えている。こうした人が手話通訳者として登録され、学校、病院、会社、法廷、講演会場で仕事をする機会はますます増加するだろう。手話通訳者として活躍するには、すぐれた手話通訳のテクユックをもっていること以外に、一人の社会人として十分な常識をもっていないといけない。高い倫理性、個人情報の守秘義務が要求される。

 

 一九七〇年(昭和四十五年)より厚生省の手話奉仕員養成事業が開始され、その後、手話通訳士も制度化された。一九八九年(平成元年)には厚生大臣認定による試験も実施された。「手話奉仕員」は手話で日常の会話ができるレベルであるが、「手話通訳」は専門技術以外に身体障害者福祉の概要についても精通していなければならない。国立身体障害者リハビリテーションセンターには一年制の手話通訳者の養成課程がある。